富士登山の準備

3つの安全な登山パターン

五合目から登山を開始する富士登山において、3つの安全な登山パターンがあります。
各小屋の空室状況は、空室状況・ネット予約にて確認してください。各小屋の詳細は、本八合目トモエ館七合目トモエ館を参照してください。


1.頂上ご来光を目指す登山(一般型)

富士登山者の多くが、醍醐味となっている頂上ご来光を目指します。日の出前の登頂を目指して、夜間に山小屋を出発する登山パターンです。多くのツアーもこちらの登山パターンを採用しています。
頂上でのご来光は、信仰的な側面からご利益があるとされています。
なお、高度順応するために必ず五合目で最低1時間は滞在してください。

デメリット
頂上や頂上付近が混雑し、渋滞により登頂まで通常より時間が掛かることがあります。
スケジュールがタイトとなり体調管理が難しくなります。
夜行登山となるため風景を楽しむことができません。


2.登山中にご来光を見て景色を楽しみながら頂上を目指す登山(ゆっくり型)

吉田口ルートは東側を向いており、山小屋や登山の途中でご来光を見ることができます。「ゆっくり型」の登山は、山小屋等で十分に休息を取り、ご来光を山小屋か登山の途中で見て、ゆっくり登頂を目指すパターンです。
この登山パターンは、頂上ご来光を見るスケジュールではないため登頂の時間を気にしなくてよいこと、また、渋滞となる時間帯を外した登山となるため渋滞に巻き込まれないこと、そして、日中の景色を見ながら登山することができるため、ゆっくりと登山を楽しむことができます。なお、ご来光前に山小屋を出発することで、夜行登山も楽しむことができます。
山小屋までの登山時間や山小屋での滞在時間を十分に確保できるため、高山病になるリスクを減らすことができます。お子様がいる家族や体力に自信のない方には、ゆっくり登山がおすすめです。ゆっくり登山を希望する方は、こちらをご参照ください。
なお、高度順応するために必ず五合目で最低1時間は滞在してください。

デメリット
頂上ご来光を見ることはできません。
翌日下山後の五合目到着時刻が遅くなります。


3.早朝五合目を出発して当日に頂上を目指す登山(早朝型)

天気予報を確認して、富士山の天候が良いと判断した日の早朝から登山する「早朝型」の登山です。
登山のしやすさは天候に大きく左右されます。雨天の場合は、足元も悪くなることから登山が大変になります。
天候が良いと判断した日に登山することで、悪天候を避けて登山することができます。
なお、高度順応するために必ず五合目で最低1時間は滞在してください。

デメリット
山小屋へ宿泊しないため十分な体力が必要です。
短時間で登ると高山病になりやすくなります。


【重要】ストップ弾丸登山!

2013年6月5日、山梨県知事と静岡県副知事により、観光庁長官へ「弾丸登山の自粛」に関する要望書が提出されました。
弾丸登山とは、五合目を夜間に出発し、山小屋に泊まらず、夜通しで一気に富士山頂を目指す登山形態です。(宿泊をせずに登山をする場合は、早朝に五合目を出発する日帰り登山をお勧めします。)
近年、富士山で問題視されているのが、夜間の弾丸登山であり、十分な休息を取らずに高峰を目指す為、体調を崩す登山者が後を絶ちません。また、疲労している状態での夜間登山は、事故を起こす危険性が高まりますので、現在、この危険な登山形態にストップを掛ける為、地元行政により対策が検討されております。
登山者の皆様には、安全な登山行程を計画して頂きますようお願い申し上げます。

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